2018.05.11 四寸伸の竹弓
前回の悲しいお知らせから、落ちに落ちたモチベーションを無理やり引きずり上げられることになりました。
「四寸伸だけど、萬義だったんよ。いる?いらない?
この場面で「いらない」といえる人がいるのでしょうか。。。。。
そんな人は弓道具愛好家の風上にも置けない、武士の名折れですね。

 四寸伸「松永萬義」の登場です。やりすぎ感満載ですね。

 松永萬義弓については究極の弓、真打の弓として流派東方不敗も二寸伸を所有しております。
それは、以前お知らせしてきたとおりです。(2008年12月頃)
 あの緊張感、ときめきを10年ぶりに、もう一度よみがえらさなくてはなりません。(もう、10年経ったのね・・・)
 ちなみに、今の季節、二寸伸松永萬義は絶好調です。弦音良し、弦返り良し、矢勢良し、会での状態も非常に気持ち良いです。
 そして、所有弓のラインアップだけ見ると範士級ですこれだけの弓を頂いても、腕は全く追いつきませんが。

 早速持ってみましたが、さすがに軽い。ハザマ師匠と使う黄櫨が異なるため、脂身の少ない厳選された黄櫨を使っているにしても、弓が軽い。執弓の姿勢をとって見ますと、弓がピタッと止まります。会の姿勢をとってみても、弓の上下のバランスが良いです。
さすがです。このワクワク感、たまりません、IMG_4583.jpg
贅沢
です。

 今回は松永萬義二寸伸と四寸伸の比較、松永萬義四寸伸と肥後三郎四寸伸の比較をご紹介していきます。
とりあえず、次回は松永萬義四寸伸を見ていきます。

                                
 
平成最後の全日本弓道大会に参加してきました。
勿論気になるのは弓具店情報ですね。

出展社は猪飼さん、大倉さん、鷲見さん、細山田さん、柴田さん、今井さんと
このところ安定してこの6軒が出展されていて、購入者からすると選択肢の幅ができて
うれしい限りです。

今年もそうですが、松永系の弓が販売されているのが多くなってきた用に思えます。
特に佳也弓は一時の絶望的な状況から変わっています。
供給量が増えたのでしょうか?また、ほとんどが側木黄櫨の佳也弓になっています。

肥後三郎も多く見られるようになってきました。此方も一時の超入手困難品から変わって来ています。
流派東方不敗が見たときも萬義弓もそれなりに残っていました。
何で売れないのだろうと不思議なくらいです。

また、入手困難な松永系であっても変なニーズの弓は売れていないようです。まあ、当然でしょうが。
重宣弓はほぼ見ないですね、もう諦めてくださいという感じです

永野一翠は相変わらず豊富に用意されています。選択肢が相当ありますね。

ただ、今年感じたのは総じて弓の販売価格が下がったように思えました。
一翠弓もこのくらいなら、手を出せるなぁ~、という価格帯でした。
あまり高額で「手を出せない価格帯」だととっつきにくいですからね。
先日から、偉そうに新弓慣らしのことを講釈していましたが、
やってしまいました
                             
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偉そうに言っていた分、指差して笑ってください。                               
この弓は肥後三郎、ニベ弓22キロくらいです。分が非常に薄く、5分8厘くらいでしょうか。反発力の強い弓でした。
こんな癇の強い弓はもうない」といわれていましたが。
                                          
慣らしは、大三から始まり、会の位置で離す状況で約40射を経過したところで、
「バシーン」と大きな音を立てて逝ってしまいました。
原因をあれやこれや考えていますが、強いて言えばですが
現段階で会での捻りが強すぎたのかなぁ~」 
または、「寒暖の差が激しく、急に暖かくなった時だったから?」 原因は良くわかりません。
寂しい話ですが、壊れるときは壊れるものかもしれません。        

おそらく、2年は手元に戻ってこないでしょう・・・
気長に気長に
待つ必要があります。自己責任ですので・・・。
弓具店からは「あああぁ~、勿体無い壊れてしまったか~、時間掛かるよ
とても残念そうで、それが至極申し訳ない・・・。
「流派東方不敗はやはり二寸伸びは無理があるのよ、四寸にしなよ」
確かに手元にある肥後三郎四寸は引いていて非常に感じがよいです。
ただ、それは四寸の肥後三郎が当たりの弓のような気がします。
一般的な話として弓が長くなると「弓の冴え」が鈍く見える気がします。
離れのスピードに難がある流派東方不敗ですので、「う~ん」という所ですね。
「とりあえず四寸見てみる?」
とのことでした。
2018.04.10 恐怖の火入れ
 柴田師やハザマ師のところや弓具店で弓の手入れをお願いすると
火入れして、弓の成りを矯正することがあります。
 ガスコンロであったり、電熱線であったり方法はいろいろですが
見ていると、弓に熱を入れ、そこに圧をかけると弓の成りが変わっていきます。
見ているほうからすると、「弓が壊れてしまうのでは?」と、
恐怖以外のナニモノでもありません。  宣斎弓ごよみにも火入れの方法が記載されてあり、やってみたら?みたいな記載がありますし、ハザマ師匠も「こうやるんや!」と実演のあと、「やってみろ」と仰る。よって一度やってみることにしました。  弓は柴田勘十郎ニベ弓です。皆さんもご存知の下成が立ちまくっている部分、ここを少しだけふくらみを持たせた弓にしてみたい!と挑戦です。                              sibakan旧   しかし、焼入れには「失敗したらどうしよう」という恐怖が!  その恐れを振り払いながら、下成りの辺りをストーブの熱で10分ほど熱して、弓が熱くなったところで小反節よりも下側を内竹側から恐る恐る踏んで見ました。 一度踏んでみたら、ビミョーに膨らみ、気持ち丸くなりました。 おおぉ~変化するじゃん、 ということで、もう一度ストーブの熱で熱してみます。触ると弓が熱い・・・。  もう一度、今度はしっかり踏んでみます。おおお~、曲がった曲がった。なんか、下成りのふくらみが出来ましたね。  しか~し、よく見るとなんか踏んだあたりが出来気味になってる暖かいうちに再度踏み込み、矯正してみました。 その結果・・・ sibakan新 こんな感じです。 火入れ前との違いお分かりになるでしょうか? 若干小反節のあたりが膨らみ、普通の弓(笑)のような下成りになりました。 それでも、十分立っていますが。 恐る恐る火入れ矯正をしましたが、うまく出来たかな~~。 ひき味の変化はまだわかりません・・・。
ニベ弓と合成弓の違い

慣らしというか、次のステップに向けての巻藁作業が順調に進んでいます。
今は会まで持ってきて離しています。なんといっても早く離すのは得意ですから
苦になりません。しかし、想定外のことがありました。
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弓力と、寒さのせいで押肩にかなりのストレスが掛かっており、身体のケアが必要です。
それとやはり、腰に来ますね、強い弓は
ニベ弓と合成弓でじっくり成りを比べると、あまり変わりないように見えます。
上成りも下成りも同じ感じです。
ニベ弓のほうはこれから削り込んでいきますので、どのように変わっていきますか・・・。
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もし、成りが変になっていても整えながら完成弓に仕上げていけるところが、ハザマ師匠の弓の良いところでしょうか?
 見た目はさすがに良く似ています。使っている材料は同じで、接着がニベであるというだけでしょうか。
ニベ弓のほうが製品として仕上げてないので、あちこち荒いところがあります。気にしませんが・・・。
外竹や内竹と芯の間にはニベだまりという黒い線のようなものが見えます。
ニベだまりを見えないようにする弓師もいます。

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 ハザマ師匠の弓は仕上げを細かく仕上げて巷に渡すタイプではありませんので(笑)こういう感じかと思います。
 ニベ弓のほうがゴツくみえます。現状弓幅も2ミリくらい違いますので、そう見えるのかも知れません。
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 合成弓は90㌢で23キロ、ニベ弓を慣らしで引いていると、合成弓はかなり楽に感じます。ということは・・・。
ニベ弓と合成弓、どちらも最終形態が楽しみです。
合成弓の会で詰まった感じがニベ弓では会でスウッと入りますから、たまりませんよね・・・。