秋も深まり、落ちついてきましたので、ハザマ師匠を訪問することにしました。
今回の目的は、一緒に稽古している人の新弓受け取りと流派東方不敗のニベ弓新弓の受け取りです。
 ハザマ師匠のお話では、今年は気温が下がらず、ニベうちが出来ないとのことです。最高気温が18度以下に下がらないと、ニベ圧着がうまく行かず、はがれてしまうそうです。もう少し時間を待たないといけない。また、気温が下がらないため、竹を切りに行けないといわれていました。例年と比べ、新弓の作成と素材集めの着手スケジュールに違いがあるようです。
 さて、女性陣2人が今回の依頼主です。廉価であり、オーダーメイドで弓が作れるのはユーザーにとっては喜ばしいことですね。女性の場合、特に手の大きさに難がある場合があるので、手幅の調整が出来るのがありがたいですね。
 今回は側木黄櫨、並寸で14キロくらいの収まりを希望していました。この納品については、「流派東方不敗がいるから荒弓でいいやろ、わかるやろ」ということで、弓が一回り大きい状態で戴きました。これを巻き藁で300射ほど射込んで行き、その後射込んで行って、実際の弓の大きさに村を取って仕上げていくことになります。
 初めての新弓で試練ですね。彼女に渡された弓は太く、強さもずいぶんなものみたいですので、仕上げが大変そうです。「寒くなるのに、引けるかしら?」不安がよぎります
 弓自体はハザマさんらしい、優しい成りになっています。基本江戸成りになっていますが、少し胴が入っています。慣らす際には胴抜けが怖いので、ちょうどいいかもです。
 寒い時期に弓力の強い弓を慣らしていくことは大変です。しかし、弓を慣らしながら、打起しや大三など基本的なことを見直すチャンスでもあります。動きの少ない冬季なので出来ることもあるかな。そして暖かくなって、体が動く頃に弓を引きこなす事が出来ればいいですね
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sekihatenkyou.blog113.fc2.com/tb.php/477-518a4b22