あけましておめでとうございます
今年も弓具ネタから弓道界に切り込んで行きたいと思います
 
さて、「真康」の弓ですが、Y博士の元に来ました6寸伸の弓二張りでレビューしていきます。
kato-02.jpg左二張が「真康」、右は比較用「松永佳也」です。
 成りを見ていますと、結構胴が入っています。播磨さんの弓は江戸成りですが、それと比べると胴がかなり入っています。そして比較の松永佳也も穏やかに見えます。上成・下成共に柔らかい曲線で構成されていますが、薩摩成とも異なります。もう少し胴が抜けると松永重宣弓の「カモメ型」になりそうです。
 側木は「桜」です。
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 桜と言っても「ソメイヨシノ」ではありません。ミズメ(水目)桜ですので、野山に真直ぐ生えている桜です。古くは梓弓を作るときに使用されていた木材だそうです。「真康」弓は竹にも側木にもニスなどでコーティングしていませんので、素材のよさがよく分かります。側木は桃色ではなく、白っぽくみえます。竹は少し桃色に見えます。竹と側木の色で優しい弓に仕上っています。
 竹は岡山産のようですが、節が比較的高いようです。松永重宣言師は節が低いほうが良いと著書に記されています。柴田勘十郎弓、播磨竹禅弓、真康弓は節は高めですが、竹の産地や種類、考え方の違いでしょうか。

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