5段は連合審査ですから、エリア審査。恩師は自分の審査は「目障りだから見に来るな」という割に流派東方不敗の連合審査は良く見に来てくれていました。そして、流派東方不敗が射場から出て行くとアドバイスをくれたり、後日わざわざ審査員に聞いていただき、指摘事項を伝えてくれたこともありました。
 錬士の審査に挑戦し始めた頃はまだ、講習会で指導されることと、師匠から受けてきた指導、恩師の指導がうまくシンクロせず、自分の中で十分理解できないこともあって、霧の中で弓を引いていました。
 ここで恩師の指導していることに非常に役立ったのが二人の女性の登場でした。二人とも全く初心者から弓道を始めた訳ですが、Nさんは申し訳ないことに、行きがかり上、流派東方不敗が指導することになり、もう一方の流派東方不敗の伴侶は恩師とコーチが指導することになりました。流派東方不敗はNさんに指導していること自分の弓で精一杯であり、伴侶を指導する余裕は全くありませんでした。
 そして、早く始めた伴侶は恩師とコーチが指導することになったのです。Nさんへの指導は本人にも伝えましたが、「指導力は無いので、試行錯誤は容赦して欲しい」ということで、本当に試行錯誤の連続でした。うまくいかない時や、質問されても明確な返事ができないことも多々ありました。一晩考えると「あの指導は間違い?」ということもあり、翌日訂正することもママありました。そしてその様子を恩師は見ていましたが、Nさんに直接言わず、流派東方不敗を呼んで「ここは、こうなっているから、このようにした方が良い」と流派東方不敗に指導を頂きました。そしてその指導を考えてNさんに指導するということが続きました。
 一方、伴侶は先に始めたこともありますが、恩師とコーチが指導したこともあり、めきめきと上達していました。流派東方不敗は一切指導しないという方針で
 ただ、道場の行き帰りでよく話しましたが、これが為になりました。
「今日、こんなことを言われたけど、わからん」
「それは、きっとこういうことだろうから、明日聞いてみて」
・・・次の日の帰り
「昨日のことどうやった?」
それは違うって、言われた
「がーん」
そんな事を繰り返し、道場で恩師の指導を見て、自分の指導していること、自分の射技を省みると考えさせられることがとても多く、実りのあるものでした。(Nさんには申し訳なかったですが・・・。)

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