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うちのクラブにちびっ子がいます。
小学校4年生から弓道をやっていますが、
今は四半的の弓を使って練習をしています。
道場の矢止めネットの高さの関係で
中々28メートルを飛ばすことが難しいようです。
初心者体験もあることですので、ちびっ子対応の弓を用意することになりました。
 ハザマ師匠に色々と相談しましたが、結局三寸詰で三枚打の竹弓を
8キロくらいで作ってみよう、ということになりました。
 それで、出来上がったのがこれです。
                                                                      yumi0009.jpg

師匠によると短い弓で弓の成りを出していくのはとても難しかったそうです。
「弓の成りにならん。弓の形にならん」と言われます。
それは師匠が描いている弓の姿にならん、ということでしょう。
そして、弓力の弱い弓を製作するのも難しいようです。
弓力の強い弓の方が作りやすい、それは他の弓師さんからも聞いたことがあります。

yumi008.jpg
普通の並寸と比べると短さが良くわかります。
実物を見ていただくと途方もなくちっちゃい弓に見えます。
ですが、ちゃんと弓になっています。
 弓力を落とそうと苦労された跡が内竹です。                                  IMG_0186.jpg
IMG_0183.jpg

ここまでやるか・・・と思うくらい削りまくっています。
微妙に焦がしている竹を惜しげもなく削ったようです。
竹は固いので、良くぞここまで・・・。
ありがとうございます、感謝です
 さて、この弓でどこまでがんばってくれるかしら。
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松永萬義弓を持ったことがある方はわかると思いますが、
この弓の最大の特徴は、「弓が軽い」
ことに尽きると思います。これは何気に成りを見るために弓を持ったときにもわかります。
IMG_4582.jpg            これまでの弓を持つ感覚でいると、「スカッ」と肩透かしを食らうような重さです。
そして更に驚くのは握りをもって弓を持つと、バランスのよさ=重心のよさです。                       「ああ、なんて素晴らしい弓を手にすることができたんだ!」
と、執弓の姿勢や会の姿勢をとってみたときに思います。
IMG_4589.jpg
お金を出せばかえるという代物ではないですが、是非とも一度手にしていただきたい弓です。