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ニベ弓と合成弓の違い

慣らしというか、次のステップに向けての巻藁作業が順調に進んでいます。
今は会まで持ってきて離しています。なんといっても早く離すのは得意ですから
苦になりません。しかし、想定外のことがありました。
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弓力と、寒さのせいで押肩にかなりのストレスが掛かっており、身体のケアが必要です。
それとやはり、腰に来ますね、強い弓は
ニベ弓と合成弓でじっくり成りを比べると、あまり変わりないように見えます。
上成りも下成りも同じ感じです。
ニベ弓のほうはこれから削り込んでいきますので、どのように変わっていきますか・・・。
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もし、成りが変になっていても整えながら完成弓に仕上げていけるところが、ハザマ師匠の弓の良いところでしょうか?
 見た目はさすがに良く似ています。使っている材料は同じで、接着がニベであるというだけでしょうか。
ニベ弓のほうが製品として仕上げてないので、あちこち荒いところがあります。気にしませんが・・・。
外竹や内竹と芯の間にはニベだまりという黒い線のようなものが見えます。
ニベだまりを見えないようにする弓師もいます。

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 ハザマ師匠の弓は仕上げを細かく仕上げて巷に渡すタイプではありませんので(笑)こういう感じかと思います。
 ニベ弓のほうがゴツくみえます。現状弓幅も2ミリくらい違いますので、そう見えるのかも知れません。
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 合成弓は90㌢で23キロ、ニベ弓を慣らしで引いていると、合成弓はかなり楽に感じます。ということは・・・。
ニベ弓と合成弓、どちらも最終形態が楽しみです。
合成弓の会で詰まった感じがニベ弓では会でスウッと入りますから、たまりませんよね・・・。
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播磨竹禅ニベ弓の全体的な成りです。
江戸成りです。胴が入っておらず、弓の成りが台形です。
なだらかなカーブを描く成りの都城弓とは異なります。
上成りの鳥肩節と下成りの乙腰節の高さがだいたい同じくらいです。
先日もある方から指摘されましたが、「胴が抜けている」
一見するとそう見えてしまいそうですが、「これでいいんです」(笑)
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弓力が強いせいで、弓が分厚くなっています。それは萬義と比べると一目瞭然です。
ご覧のように下成りのカーブは萬義と酷似しています。
台形の上辺は萬義の方が短くみえますね。
こうして並べてみると、成りを見る範囲では萬義の相方としての播磨竹禅は良い感じに思えます。
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今は慣らしで巻藁を引いていますが、これが強くて強くて、弓が硬い。
慣らしを進めてきたところ、最初胴が入っていたのが、ちょうどいいラインに
なってきました。
もう少し弓幅と角を削っていただこうかなと思います。