母の日の今日、ついに播磨竹禅の弓を手に入れました。丁度夏弓がなかったんです・・・。松永萬義はニベだし、次期柴田勘十郎弓もニベだし、夏に引ける弓が肥後三郎しかありませんもの・・・。許してください
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 播磨竹禅の特徴です。
1 弓力、側木・関板の素材、手巾を打合せしてオーダーできる。(藤放し状態でも購入できます)
  しかし、弓具屋さんはどうして皆話が長い、話好きなんだろう・・・
2 握りに大して、両関板に行くにつれ、弓巾が細くなる。握りより目付け節より少し上で2ミリ、切詰め藤あたりで3ミリは細くなります。弓が返ろうとするスピードが両関板で最速になる工夫ですね。両関板がムチのようにしなるのでしょう。
3 竹は真竹です。これは柴田勘十郎弓、松永系弓も同じですね。それで節が高い。その為、内竹の目付節のあたりが浮きやすくなるそうですが、そこは弓師の腕の見せ所らしいです。そして、柴田勘十郎弓と同じく、近畿圏の寒暖の差が激しい地域の竹のため、目が詰まっていて、硬くしなやからしいです。その為、薄い竹で弓力があるようです。(流派東方不敗の弓は5分7厘で22キロ)
4 籤は3本。3本芯とは竹籤と木で3本で構成されますが、3本籤とは3本共竹籤で構成されます。
5 成りが京弓、江戸弓っぽい。
6 弓が軽い。櫨は松永系のモノより古いそうですので、櫨自体は重たいらしいです。
7 内竹を丸く削っています。手の小さい流派東方不敗には握りやすくていいいです。                          
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ちなみに播磨竹禅師の師匠は都城の弓師さんだったと思いますが、成りは京弓みたいな感じです。松永萬義より気持ち胴が入っていて流派東方不敗の三代目肥後三郎とそっくりです。実はそれが一番気に入りました
120430 018左播磨竹禅、右肥後三郎(練習後のため、下が立っています)
早速、許された巻藁です。おお、手巾を取っているだけあって、手にやたらフィットするぞぉ。大三で離すとやたらいい弦音がします。(天弓弦をつけてるから当たり前か)
 引き味は徐々にレポートしますので、乞うご期待。
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 ゴールデンウイーク後半京都市で開催された、全日本弓道大会と、京都定期中央審査の速報を少し・・・。
なんといっても、全日本弓道大会、いくらGWとはいえ平日開催はご勘弁願いたい。このご時勢に中々仕事は休めないと思いますが、職を懸けて弓を引くのでしょうか。
 それはさておき、全日本弓道大会ですが、範士の先生方が殆ど引かれていない。エントリーされている先生もわずかです。清寧館の時はもっとたくさん参加されていたような気がしますが。見ごたえが有ったのは、教士の部の最後頃です。さすがにみやこメッセに響く弦音が違う。上手いなぁ~と思う射手がこんなにいるとは・・・。
 全日本弓道大会の最大の楽しみ、弓具屋めぐりです。今回は、柴田勘十郎師のブースにいることが多かったのですが、矢張りこの弓が異彩を放っていました。江戸夏季という上下を漆塗りした弓で、黒の光沢が美しく、塗装が硬い。爪を立てても傷が入りません。そして拭き漆の飴色の光沢も美しい・・・。それでも十分なのに、烏帽子弭です。存在感を出しまくりの弓でしたこんな目立つ弓を人前で、これ見よがしに引きたいですね。
 それから、新しい「柴田勘十郎」焼印も拝見しました。柴田の”柴”の字が少しかわいくなりましたね。
 さて、一部で噂されていた通り、矢羽根は殆ど見るべきものがありませんでした。何でも「犬鷲、熊鷲は置くことが許されている」そうです。薄美尾、中白、鷹、大鳥は見ることが出来ませんでした。おぉ~高いなぁ~という羽根はどこへ行ったのでしょう。ついにレッドデーターブックに載ってしまったのでしょうか。
 最後に、定期中央審査の様子を少し・・・。結果を見ても激辛の定期中央審査ですね。よほど受審者のレベルが低かったのでしょう。残念ですね。
 
2012.05.03 弓道の本
復刊ドットコムで復刊活動が繰り広げられていました、「現代弓道講座」が漸く復刊されました。一月復刊予定が二月末予定となり、結局四月頭に届きました。年度頭の忙しい時に読む暇はなかろうに。。。
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 しかし、たくさんありますね。さすが4万円近くもするだけはある。中を見ると、なにやらたくさん書いてあります。情報が多すぎて中々読む事にならんかもしれません。読むには相当の根気と時間が必要ですね。どうしよう・・・。弓道教本の詳細版みたいなものでしょうか。
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 弓道関係の書籍が、たくさんの方の要望の元、復刊して世の中の弓引きに手渡るのは良いことです。「現代弓道講座」初版は昭和40年代、最早現代ではありません
 新しい、平成の時代に合った弓道教本的な存在が欲しいものですね。