征矢弓具製作所のあと、福岡県八女市の松延弓具店を訪問しました。
福岡県八女市はお茶の産地だけでなく、八女矢の特産品も有名です。預かった修理矢と、流派東方不敗の練習用矢の”の”替えの依頼ですが、初めての訪問です。
 とても判りにくい所にある松延弓具店ですが、入ってみると、工房というか作業場という感じでした。皆さんが竹を揃えて、火入れをして矯正していました。驚きは八角”の”やどぶ付けの”の”があることです。
 残念ながら、流派東方不敗がそのようなものを使いますと、松永萬義と相まって「お主は何様?」という状況が目に浮かびますのであきらめました。こうして手作業で、曲がった竹を一本一本真直ぐな竹矢にしていく作業は気の遠くなる・・・頭が下がります。
 最近、矢の羽根が手に入りにくいので、良い羽根がなかなか見つからないないそうです。猛禽類はいわずと知れたご禁制の品で、時代劇の朝鮮人参のようなものです(笑)。地域によると白鷹や水鳥を竹の矢につけて練習用はしのいでいる所もあると聞きました。
 近い将来、「流派東方不敗先生、よい羽をお持ちですねぇ~」
「いやいや、ドモン君、これはニュージーランド産の七面鳥の特級品を色抜きしたんだ」
「流派東方不敗先生、それは高かったのではないですか」
「う~ん、しかし人前で引くには七面鳥くらい出ないと恥ずかしいからねぇ」
な~~~んて話になるかもしれません
 そういう、ものを使っている自覚は必要ですよね。
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Wiiでドラクエ25周年記念の123が発売されたので購入しました。なんといっても、高校生で初めて「Ⅰ」を手にして、それからというもの出る度に徹夜の連続。人生の中心が「ドラクエ」となり、社会人になっても「仕事南下している場合じゃない、早く帰ってドラクエしなきゃぁ」最近漸く、そこまでの根気が失せてきましたが
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 そんな思い入れに浸る為こっそりと購入し、カメクラの袋を持って家に帰ると、「何を買ったの?」と目ざとく見つけられてしまいました。たかだか、4,000円くらいの出費でたまに買ったくらいなのに、五月蠅い
「ばっきゃろー、こないだ2本も桂を買ってやったじゃねぇか。贅沢な弦をよぉ~。なぁ~にが不服なんだ!」と心の中で叫びながら恭順の意を表しておきました
 初回限定特典で小さなメダルがついていました。勇者はあんな小さなメダルを箪笥の中や、家の裏、井戸の中で見つけていたのか、苦労させてたのだなぁ~。
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 このメダルのために、人の家に勝手に入り込んで話もせず、家捜し・・・ろくでもない勇者でしたねぇ。
 全く、箸にも棒にもかからない、審査が終了(勝手に判断)しましたので、早々に征矢弓具製作所を訪問しました。
征矢さんには、
××もしくは×○であれば午後一で訪問。
○○であれば、一次発表後訪問
③まさかの二次試験の場合は翌日訪問
とご連絡して居ましたが、○○とはいえあまりの体たらくに①パターンで訪問です。
 訪問しますと、流派東方不敗より若手と思える3人の方が見えていました。何れも征矢さんの4つカケみたいで、メンテナンスを受けていました。使用上の注意を流派東方不敗と同じく、受けていたようで、その間流派東方不敗と、S名人はギャラリーをしばし見学。う~ん、奥が深いカケが多い。刺繍の美しさ、革の質の良さ等ギャラリーは必見です。
 さて、流派東方不敗のカケを社長に見ていただきました。現状では何の不満もありませんので、正確に使用できているかどうか、作り手に見ていただきたいという気持ちです。
 「何か不満はありますか?」と社長。
 いささか、早く離れるのが・・・。」(爆)
 「それは、私にはなんとも、あなたが解決してください」(爆笑)
・・・という訳で弦道をメンテナンスいただきました。最近汚れ気味なので、お恥ずかしい・・・です。綺麗になって返していただきました。丁度先ほどの若手の方が帽子の修理についてお話していましたので、流派東方不敗のカケをサンプルで挿してもらいました。 
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 流派東方不敗は親指が短いため、四つカケで三指を重ねるには窮屈です。その為、帽子をかさ上げして伸ばしています。その為少し指が懸け易くなっています。それを件の若手に感じてもらうサンプルの提供でした。製造直売ならではの、対応でしょうか。
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 ここで、社長様に質問。三つ四つのため、離れで腕の動きが三つ弽のように出ています。そして、弦道の山頂から弦が抜けている傷が帽子先端に向け真直ぐに出ています。(正式な四つは斜めに出る?)それが正しいのかどうか?作り手にお伺いです。
 弦道を見て、「良いのではないでしょうか、もう少し中仕掛けの大きさを工夫したほうがいいかもしれませんが・・・」
 了解しました。作り手の意図している使い方からは逸脱していないようです。
 S名人のカケもメンテナンスです。S名人のカケは流派東方不敗と若干違いますから、流派東方不敗より捻っておらず、四つカケ気味に使っています。そうした意図で使い手が使っていると、道具もそのようになってきている気がします。
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 当面、このまま使っていこう・・・。流派東方不敗の道場では征矢ユーザーが増えてきています。 
2011.09.13 定期中央審査
 暑い中、高い受審料を支払って、わざわざ台風の中定期中央審査を受審してきました。
 先日の審査の模範演武のように、一向に早気が直らず、やけくそのような、「いやひょっとしたら奇跡的に直って引けるかも?」と一縷の望みを込めて射場に立ちました。当日は雨がしぶくし、風は強いし、コンディションはよくなかったです。天候のせいであまり汗をかかなかったのが救いといえば救いでした。
 控えで大前の方が3歩3歩で行きますから、とご教示くださる。この類の打合せが上手く行った試しはない、、、ですね。入場して、肌脱ぎのため脇正面を向くと、やっぱり本座ははるか前方にある・・・。「バカ!!」まあ、慣れてるからね、と思い本座へ移動。
 集中し直して、甲矢を引く・・・早い!!蹴り込んで○。乙矢はそれよりも0.2秒くらい持って○でしたあまりの速さに唖然・・・。失望です、審査員の視線や気配も一切感じませんでした。当然か・・・。
 観客席から見ていたS名人の周りから「早気で2本詰めた奴が居る」とザワザワしていたようです。「やった!中央審査でザワザワ発生!!」非常に悲しい、自分で直ぐわかる結果でした。何をしにきたのやら。。。来年は頑張るぞ・・・。
 な~んにも未練がないため、早々に次の目的に向かいました。
 地方審査の審査員が回ってきました。若輩者であり指導力皆無の流派東方不敗ですが、大事な役割で気が引き締まります。流派東方不敗の地域では錬士も審査員になることが多いのですが、今年は初めての審査員です。
 今回は地元ブロックではなく、他地域の審査員でした。朝、審査員が集合し、打合せの際に早速先制パンチを食らってしまいました。
 老齢のセンセイが、いちゃもんです。「術科審査員は年長の○○先生にしてもらえばよい。若い流派東方不敗が学科審査員にしてはどうか?順序が違うと思う」とおっしゃる。確かに先生方の中では流派東方不敗は若造で、キャリア不足は見え見えです。「こんな若造に~~」はわかりますが、流派東方不敗も術科の委嘱を受けてきている訳です。「私は県連会長から術科審査員の委嘱を受けて今日ここに来ています。変わらなければならない理由はありません。」と応酬し、意見は引き下げていただきました。(当たり前か・・・)
 今年から経費削減のために、審査員への湯茶の接待も止めましたが、それも気にいらなかったようです。「審査員の先生にお茶も出さないなんて・・・」必要ならば持参しますが・・・。そんなものが審査員に対する敬意の表れではないです。
 それで審査最初に模範演武をするのですが、審査員7人中、弓を引ける状態で来た審査員は流派東方不敗を含めて若い方から3人。。。えらいセンセイ方は弓を持ってきていません。審査員は範示の必要があるのではないでしょうか。(当然体調もありますが)散々、自分たちの立場は言いながら、情けない話です。結局3人でしぶしぶ引きましたが・・・。
 それで、3人で模範演武、流派東方不敗は越智をしました。審査の演武は気合が入ります。甲矢集中して、緊張して超早気で的の中に吸い込まれていきました。「ザワザワ・・・早い」乙矢は道場に一人残り引きます。ゆっくりと伸びやかに引き、短い会と共に矢は中黒の12時あたりへ飛んでいきました。「おぉ~~」「ザワザワ・・・早い」
 まさに電光石火の早気で矢所は揃っていたそうです。しかし、観覧席から聞こえる「ザワザワ」というざわめきがカ・イ・カ・ン(薬師丸ひろ子風)になってきている気がします。このままではいけないですねぇ。何とかしないと。
 ブロック予選では、各県の代表選手と言っても流派東方不敗よりはるか格上のセンセイ方ばかりです。素人が引いて先生方の邪魔にならないようにしておかないと。。。念のため、後ろ立のセンセイに「私超早気ですので、ご注意下さい」と一言。こんな人達ばかりと練習していれば、上手くなるのも早いだろうなぁ~。
 結構な雨の中で一立目、とにかく見目立たないよう、他のセンセイ方に合わせる努力をして、一手を引来ましたが、なんかしっくり来ないです。離れもスパンと行かないし、勿論会も早いし。。。どうも勝手肘の張りがないのと、押肩が負けている様子なので、二立目で修正しました。まあまあかな?同じ県の先生からも「二立目は良かったよ、早いけど」と言っていただきました。
 終了後、審判員のセンセイから講評をいただきました。
・ 会がない
・ 胴造りが崩れている。
・ 切り下げ
 
良かったところはなかったのでしょうか?「愛少女ポリアンナ物語」のように「よかった探し」は出来ませんでしたでしょうか。流派東方不敗はほめられて伸びるタイプなのですが・・・、なかったのでしょう。
 どれもこれも現実に帰らされる嫌な指摘ですね。マズイ・・・。本当に水準に達してないのでしょう。
 審判員のセンセイから「流派東方不敗よ、お前は師匠からの大切な預かり物みたいなものだ。もっともっと、進歩して貰わないと師匠に私も顔向けが出来ず、困る。精一杯精進して欲しい。」と指導というか、何といいますか説諭(薫陶?)を受けました。
 期待にこたえることが出来るかどうかわかりませんが、人間期待されているうちに頑張らないと、期待されなくなれば終わりです。結果は直ぐに出ないかも知れませんが、前に向いて進んでいこう・・・。