東京出張の際に行ってきました。そう、あの有名な「長谷川弓具店」何が有名って、女将の話が長いとか、柔い帽子のカケを売っているとか、射について色々とご指導を受けれるなどなど。。。お寺が多い、坂道の途中にお店がありました。
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 主たる目的はなかったのですが、覗いてみました。「いらっしゃ~い、何かごようじ?」と女将に言われましたが、「少し見学させてください」とお願いしました。弓道誌には矢筒ご用命など書いてありましたが、確かに多くの矢筒がありました。
 矢もたくさん置いてありましたが、見ると購入したくなるので、見ませんでした。矢師さんなのに・・・。驚いたのは弓の在庫! それも「森茂夫」「一燈斎」これがかなりたくさんありました。そして少しの「小倉紫峰」とグラスは「肥後蘇山」。かなり偏っているなと思いながら、そういえば、柴田勘十郎弓ユーザーでも多くの人が使っているという「森茂夫」ってどんな弓なんだろう?
 あんまり強い弓ないな~。でもニベとか四宝竹とか、杢が入っている弓とか多いな~。と見ていると
「あなたどこからいらっしゃったの?」「○○の田舎からです」「えらく遠くから来たわね。なにを見ていたの?」「森茂夫の弓をはじめて見たので、珍しくて・・・。」「うちはうちの頼んだ成りで弓を打ってもらっています。昔のままのなりです。今の弓と違って、下が立っているので、どうのこうのといわれることが多いですけど、本当はこういう成りのはずです・・・・。
 「ちょっと手を見せて御覧なさい」はぁ、と手を差し出す。歩いてきたのと部屋が暖かかったので、手は真っ赤でした。あら、うまいわね!弓道人生で初めて、手を見ただけでそんなコメントを頂きました。なんと珍しい。
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 征矢カケを使用しはじめ早いもので、半年が過ぎました。S名人も征矢カケを使っています。
 S名人は何故か?取り懸けで再三筈ぼれをしてとても苦労していました。取り懸けでどうしても筈を押してしまい、大三あたりで矢がこぼれてしまう、四つカケを自分のものにするには時間がかかります。その問題も、練習量と共に解決していきました。
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 先日、Iプロが道場に練習に来た時にS名人が引く姿を見て、カケの控えが大きく開いているので、それはどうなのか?修正したほうがよいのでは?とアドバイスをしていました。流派東方不敗は控えがついたまま射の運行はしていますが、S名人は確かに離れている。射の運行上確かについていたほうが良いですね。
 色々と指導を受けましたが、やはりうまくいきません。そこで!S名人と流派東方不敗のカケを取り替えて引いてみることにしました。実は二人の手形はかなり似かよっていて、違和感なく使えます。
 それでS名人のカケを使ってみると、「あれ、親指が真っ直ぐじゃん。薬指指を載せようとすると控えが離れるよ。」三つカケのように常に親指を的正面に真っ直ぐ向けている必要があります。でも、三つカケっぽく引き易い!離れも出やすい気がします。S名人が流派東方不敗のカケを引くと控えが空きません。う~む、これはカケの構造が違うのか?S名人も流派東方不敗のカケのほうが弦に預けやすいといいます。( ´_ゝ`)フーン おかしいな?同じ捻りタイプのカケのはずだが。。。
 ほぼ同じサイズで同じオーダーをしましたが、このように違うとは・・・・。私はS名人のカケで引いてみて、自分のカケをもっと預けて引いていいんだなと思いました。そして試合でカケを忘れてもS名人がいれば、何とかなるなと( ̄ー ̄)ニヤリ 
 そういえばこの征矢カケ、われわれのカケは控えが牛皮ですので、控えが比較的硬いですが、鹿革の控えが柔らかいタイプがあるそうです・・・。 「カケは掛け替えのないもの」と言われますが、そこに行き着くまでにはかな~り試してみないといけないのではないでしょうか?
 
 
松永萬義弓。成りに注意を払いながら徐々に本数を増やし、矢尺一杯に10本程度引き離す段階にきました。キロ数から来るイメージより会が楽です。会にすうっと入る感じが(・∀・)イイ!!いつまでも伸びていけそうです。離れの感じも随分なじんできました。が、弦音はしませんが・・・。

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 今日の練習は平日夜だがダレもいない。これはチャ~ンス!松永萬義の的前デビューだ!!誰もいなければプレッシャーもかからないし!というわけで一手持って的前へ。ゆっくりと落ち着いて引きましたが、離れでとられて的二つ前へΣ( ̄△ ̄;) 気を取り直し、乙矢を射る。今後こそ、キチンと放すぞぉ!ビシッ!!弓道人生で最も速い矢が的心へ飛んでいきました!本当に的まで28メートルなのか?と思えるほどの速さです。調子に乗ってもう一手引きました。欲を出してしまって的心にはいきませんでしたが、束中。。。
 すごい!すごすぎる!とんでもない矢勢です。自分でも唖然。とんでもないことになっています。これを見たら皆びっくりするぞぅ~。と思いながら的前を暫く封印しようとおもった流派東方不敗でした。
前回、このままでは「折角の弓の胴が抜けてしまう!」と厳しい指摘を受けて、凹みながらも慣らしの最中の萬義弓でした。
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 その際にアドバイスとして、早く麻弦を使わないと、関板が痛んで凹むよということでしたから、とっておきの雲仙弦2匁をかけました。毎回徐々に矢尺を伸ばしながら大三で離したり、三分の二で離したり、矢尺で離したりしますが、120本くらいでしょうか。。。弦が持つのは。これが「桂」だったらぞっとします。いくら弦に湿気を持たせても無駄なようです、はい。
 今のところ、「生意気になんて弓を手に入れたんだ?」といわれるのが怖くて「こっそり」人目に触れず使っています。ところが、こっそり使っていた先日最大のピンチが!!勘十郎弓を使って的前に出ていましたが、誰もいないので萬義弓を弓たてに放置していました。そこにいつの間にかAコーチが!!
((;゚Д゚)ガクガクブルブル「流派東方不敗、この弓どうしたんだ!」「ま、まずい、見つかった」「えらい入木になっているから矯正器でも懸けないといけないよ、ここをこう絞ってやね・・・云々」説明はうわの空、「うわ~ばれたぞ、なんていおう」
 と思っていましたら、何度か大三ほど素引きして、「強いなぁ。これカーボン入っているの?」( ´ー`)フゥー... 良かったよぉ~。ああ、びっくりした。「いえ、入っていません。今のことを参考にして矯正します」
 なんともはや、心臓に悪いの何の・・・。