一日に15射程度巻藁でかけだした、松永萬義弓、そのせいか、若干「成り」が変わってきた。随分弓が丸くなり、弓把が高くなってしまった。弓拓よりも随分膨らんでしまいましたが、まあこんなもんかな?不安ながら見てもらいました。。。ところがこれでは駄目!弓が辛がっている!!痛恨の駄目出し!
 関板を押さえて握りあたりを引き絞り、弓把を安定することになりました。トホホ。。。「最上級の弓だし、もう手に入らないし、非常にいい仕上がりをしているのだから、大事にしてよ。」「がっかりしたよ!」とのことでした。(´・ω・`) ショボーン
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 気をつけていたつもりでしたが、やはり最初の成りから崩れないように神経を使わなくてはなりません。それにしても弓把が低いですね、松永萬義って、大体14センチくらい。少し扱いに注意していましたが、もっと扱いに注意しなくてはなりません。うう、神経を使うな~。
 
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 この冬はモータースポーツ界にとって激震が走りまくった冬でした。毎年ですと、モンテカルロラリーを楽しみに待つだけですが。。。今年は楽しみが本当に少ない!!
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 多くのF1ファンに疑問を残したままのホンダF1撤退。まさかのスバル、スズキのWRC撤退。
そして、MOTOGPを川崎が撤退し、ダイハツはモータースポーツから撤退するそうです。
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 今年はWRC JAPANもたまたまありませんし、なんてこった。。。
 自動車産業は一気に斜陽化してしまいましたね。そんな中トヨタ自動車はあのGMを抜いて、念願の世界一となりましたが、こんな形では素直に喜ぶことはできませんね。。。
2009.01.16 老弓士
 流派東方不敗の道場には、老弓士がたくさんいます。その中で今回は、先輩の老弓師について、私の祖父くらいの80過ぎのおじいさんなのですが、旧制の中学校で弓道を始めて、武徳会の弓道を習ったそうです。
 昔は、試合に行っても、紳士同士だから、弓から離れていると弦を剃刀で傷を入れたり、物騒な試合をしていたようです(笑)
 流派東方不敗が高校のときによく見学と指導に来ていました。高校の道場にも私財を投じて弓道場をグレードアップしたり、校長や教育委員会に掛け合って、環境をよくしてくれていました。流派東方不敗は高校のときは真面目に練習せず、よく叱られていました。ご自身が若いとき、家業のため弓が引けず、昇段審査を受けられなかったため、ようやく時間ができたときには体は動かず、審査受審を断念して大変悔しいお思いをされたそうで、流派東方不敗にも受けろ受けろと口をすっぱくして言われました。前回、流派東方不敗が審査合格した際には大変に喜んでいただき、一杯ご馳走になりました。
 最近お年のせいか、耳が遠くなったり、目が見えにくくなったりしていましたが、ついにこれまでの17キロの弓を引くことができなくなり、「弱い弓を引くくらいならもう弓道をやめる!」と駄々をこねていました。先日、先輩と二人で「100まで弓を引いて欲しいから、今は弱い弓で体を慣らして、体が動くようになってから、もう一度もとの弓に挑戦してください」と懇々とお願いしましたが、祖sの日は怒って帰ってしまいました。
 次の休みの日に道場に行くと、こっそりと10キロの弓で練習する老弓士の姿がありました。なかなか、元に戻ることは難しいかもしれませんが、もう一度あの豪快な武徳会の弓を見せてもらいたいものです。
 強烈な弓力を誇る肥後三郎シリーズ、大三で離すことを繰り返しますが、衝撃はかなりのものです。この弓力でカーボンが入っていたらと思うとぞっとします。
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 大三から印西の三分の二の位置まで持っていくとそれさえ辛い。巻藁には棒矢が深く刺さる。この寒い中。本当に引けるようになるのかな?不安が募ります。肥後三郎弓のほうは萬義弓のお陰で楽に引けます。思い切って「会」まで持っていけますし・・・。離しても何とかコントロールできます。弦も返ろうとしなくなり、末揖の中りもずいぶんおとなしくなってきました!
 今のところ「成り」も購入時とは変わらず、矢数をこなしています。大三だけで100射を超えたでしょうか。裏反りも20センチ位で安定したような気がします。早く的前に立ちたいですが、春が待ち遠しい。
 この二張りにかかると吟翠も勘十郎弓もホントに楽なモンです。しかしこの二張り、病的に大事にしています。弓を出すときも、仕舞うときも引いているときも、片方を引いて、もう片方を置いている時も。まるで、「箱入り娘」のよう。

 寒さが厳しくなって来ると共に、流派東方不敗の剛弓シリーズを引くことが辛くなって来ました。しかも、寒くて新弓萬義弓の外竹には悪い環境。握って捻れば、「パシッ」と外竹が弾ける恐れが。。。それだけは避けたい。そんな薄氷の思いで、押し手手の内の修正と共に、新弓の育成です。
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 そして、ちょうど肥後三郎TunedBy柴田勘十郎弓も慎重に育てなくてはなりません。とりあえずは、矢を番えてゆっくり、大三まで引いて離すことを繰り返した。そうしていくとそれぞれの特性が見えてきた。松永萬義弓より肥後三郎弓の方が細く、厚い。弓力は松永萬義の方が強く感じる。どちらも大三までがやたら強い。大三で離しても巻藁にすごい勢いで矢が刺さります。縦線も崩れるし、まともに引けるようになるには時間がかかりそうです。
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 上が萬義弓で下が肥後三郎弓です。弓の太さの違いがわかりますね。それにしても、肥後三郎弓は打ち直した外竹の白さが美しい。昨年まででは考えられない弓の強さです。
 人を教えることは非常に難しい。弓道の場合も、一見簡単そうに見えるが、実はやってみると難しく、最初の指導者によってその後の弓道が大きく変わります。そのため、各流派の口伝集であったり、弓道教本だったりするものが存在します。また、古くは「弓道読本」「詳説弓道」、最近では弓道のノウハウ本がたくさん出版され、指導暦の浅い弓道部顧問や、指導経験の少ない称号者には大助かりでしょう。
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 現在、指導を受ける側にとっては大変迷惑な話ですが、流派東方不敗の指導(というほどではないが)を受けている人がいます。こちらに指導力がないため、たった一人でも試行錯誤の連続です。結局は自分が受けた指導を元に話をするしかありません。頭では漠然と「こうなって欲しい」という形が浮かんでいますが、そこまでうまく導くことができず、へこんでしまいます。
 審査や試合を見ていると、自分が引いている時のほうが相当気が楽で、「替わって引きたい!」とさえ思います。自分が引いてもいないのに心臓がどきどきしたり、神にも祈る気持ちで見ています。審査でも不合格になってしまうとまるで自分が不合格になったような「ガッカリ」感が隠せず、自分が不合格と判定されたような気にさえなります。しかし、それも私がキチンとした指導をしていないから、遠回りをさせている現状があり、もどかしい・申し訳ない思いは募るばかりです。
 いい方法は思いつかず、申し訳ないのですが、一緒に考えることで自分の弓道も深まってきている気がします。言葉で知っていても、「あ、こういうことだったんだ!」ということは結構あります。そんな試行錯誤をしながら指導している人がランクアップした様子が見えると本当にうれしいものがありますね。
 流派東方不敗の場合は師匠、恩師、コーチ、大先輩、練習仲間という環境で弓を引いています。ありがたいことです。