開封から約3時間、いい加減にしろ!というほどの時間が過ぎ夜が更けてきました。いよいよ、下ガケを取り出し、カケを差します。
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 おお、なんだか指かきついぞ!なかなか入らないや。そして差し終わると、親指が窮屈でない。(*^-^*)ゞテヘヘ 親指が痛くない、変な曲がりを必要としない!!よしよしこれならば。自分の右手を惚れ惚れするほど眺めています。そう、ドモンカッシュが「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ~勝利を掴めと轟き叫ぶぅ~」といっている最中のように自分の顔の前に右手を出す。右手が緑に光って・・・( ̄□ ̄;)マジ!?

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ちょっと、取り掛け位置を探りながら作ってみる・・・。薬指の紫が光っているように見え、美しい。「ああ、早く引きたい!!」という気持ちがこみ上げてきます。ああでもない、こうでもないとカケにあった取り掛けの形を探ります。
 そうそう、そういえば、最初の写真にカケの箱が二つありましたね。次はその謎をお話しましょう。
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いよいよ開封しました。燻した匂いが部屋中にします。薬指は紫にしてもらいました。なんとなく格好よさそうで、私が教えていただいていた四ツカケの指導者は薬指が紫色だったもので。
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征矢弓具製作さん、「さすが!いい仕事しています」って、なぜか上から思う。少しづつカケを見ていくと皮の上質感、縫い目のきめ細かさ、今回は装飾をお願いしていませんので、カケ本来の出来が目立ちます。
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 うれしい!ワクワクそして神妙な気持ちになります。紐を解かないまま角度を色々変えてカケを見ます。ようやく、本当にようやく、カケ紐を解き内部を見ていきます。手の甲に当たるところに大きく朱色で「征矢」と刻印があります。今回は征矢弓具製作所さんのブログにある「小紐リード」をつけてもらいました。縫い目もしっかりしており、皮もきめ細かいし、さわり心地もいいし、しっかり感もあるしできばえの良さが光ります。
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 まだまだ、カケを差すところまで行きませんよ!今度は表を向けて、手の甲を上側にして観察。う~ん、カケ紐がごつい。なんだかこれだけでえらいことになりそう。そしてこの角度から見ると、やはり薬指の紫は映えるな、グッドですね。控えもしっかりしていますし、外の皮にも傷はないですし、今回のゴッドガンダムはちゃんと親指が内側向いています。これなら指はかけやすいかな?
 さて、いよいよカケを差してみよう!
 
ついについに、届きました。昨年9月に福岡の征矢弓具製作所を訪問し、作成を依頼した、「征矢」四ツカケです。080328 002-1
ホームページにもあるとおり、「弊社弽師の渾身を籠めた、最上級の一品のみに朱印本銘は付与されます。原皮、原料、製作工程、その全てにおいて最高の技術を惜しみなく注いでおり、使い手の手に馴染み、違和感なく弓を引けることを念頭に製作いたします。」
 自らの技量も省みず、征矢弓具製作所の最高峰のカケを購入してしまいました。「3月初旬完成予定」というメールを受け取ってから早1ヶ月。毎日仕事から帰り、荷物が届いていないことを確認してがっくりし、ホームページのカケの写真を見る姿は、かなり哀愁が漂っていたようです。
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 3月27日に発送しましたというメールを受け取り、ならば28日か29日か?家かrら届いたというメールがあり、逸る心を抑えて帰宅。徐々に紐解いていきます。
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うお、燻した匂いが凄い。カケが出てきた。ついにゴッドガンダムのかんせいだぁ~。

 2月末に発売された、小笠原流三十一世宗家小笠原清忠先生の記された「弓と礼のこころ」を拝読しました。アマゾンで発刊を見つけましたので、体配の参考になればと即買いしましたが、小笠原流という歴史と格式のある流派の教えを、当然誤解して受け止めていましたので、非常にためになりました。
 礼法とは「日常の行動として役に立ち、無駄なく、他から見て美しくある」ことだそうです。なんだか、決まりばかりうるさくて・・・というイメージを抱いていました。
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 小笠原家の歴史と礼法の成り立ちなど非常に興味深いものがありました。中に出てくる鎌倉武士の弓の技術については「ホンマかいな?」と思うくらいの技量です。
 正直言いまして、もっと礼法のKNOW-HOWを期待して購入したわけですが、そこは題名どおり、「弓と礼のこころ」であり、その在り様を説明されています。
 流鏑馬で、とてつもないプレッシャーの中で演武しなくてはならないことや、宗家としての生き様など「こりゃあ大変だな~」と思った次第です。
 後半に出てくる次期宗家の跡取りとしての行き方もただただ恐れ入り、しっかりした考えを持った肩だな~、と尊敬してしまいます。この本を読むだけで、門人になるのmつかしいと承知していますが、礼法だけでも学ぶことはできないものか?と浅はかながら考えてしまいます。
2008.03.20 山の幸
 今日はすることもなくまったりとしていましたが、急遽山に入ることになりました。雨が続いた後でしたので、雨後の筍目当てです。流派東方不敗の実家には竹の山があります。そこへ入ってみたのですが・・・。午後から行ったということもあり、すでにあちこち掘り返された大きな穴が・・・(´・ω・`)ショボーン。しかし、めげずに竹薮を目を皿のようにして、探します。格闘すること、約1時間で大体これだけ採れました。
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 この時期の筍の大きさはこんなもんでしょう。しか~し、ライターの大きさをみてお分かりの通り、右の方は小さすぎです。いくらなんでも。でも明日は筍ご飯が楽しみです。
 竹薮を見ても弓になりそうな竹はたくさんありますが、流派東方不敗の地域は温暖すぎて弓にいい竹ではないんでしょうね。それはさておき、弓で竹を使い、矢で竹を使い、なおかつ竹を食するとは、いやはや、なんとも業の深い。
 
 波乱の連続のオーストラリアGPでしたが、何とか中島一貴選手が6位入賞!!。予選では予想通り?ニコ・ロズベルグの後塵を拝し、いやなスターティンググリッドだな~と思っていると、案の定、クラッシュに巻き込まれるし・・・。だめだぁ~、って思っていると何とかコースに残って、最後は6位に・・・。この辺はついているのか、いないのか・・・。次回は10番グリッド降格処分ですから、予選順位に惑わされることなく(爆)、レースに没頭してほしいですね。
 佐藤琢磨もスタート直後は期待できましたが、走るにつれテスト不足は否めません・・・。もったいないし、悲しい・・・。参加してるだけのようですね。
 開幕してすぐにマレーシアGPです。楽しみですね。早く各チームの勢力図を診てみたいですね。
いよいよ、F1-2008が開幕します。毎年、開幕戦の特にスタートの瞬間の心臓がバクバクする興奮はたまりません。
 今年はなんと言ってもウィリアムズでフル参戦する中島一貴に期待です。チームメイトのニコは強力なパートナーですが、どこまで渡り合えるか?欲を言えば表彰台に乗ってもらいたいですね。
 そして今ひとつを繰り替えるトヨタチーム、そろそろ表彰台の真ん中がほしいですね。それから名チーフのロスブラウンが加入したホンダチーム、今年の後半に期待でしょうか?活躍が期待できます。
 そしてスーパーアグリチーム、何とか開幕戦にいけそうです。これまでの日本人でもっとも将来が期待された佐藤琢磨選手も今年はちょっと期待薄でしょうか、いい意味で期待を裏切ってほしいのですが、去年のようなサプライズは無理かなぁ~。
 でも、ドキドキ、ハラハラのF1が開幕します!!
 松永重児師の「弓に生きる」を読んでいますと、気になることがあります。松永師は「京弓」の成りにあこがれています。ただ、京弓の「ニベ」では年中弓が引けない。その為、薩摩弓の「ニベ」を使いたかった。つまり、成りは京弓、接着は薩摩弓の融合が夢であって、熊本の地に移り住んだということだと思います。
 そうなると「京弓」となると現在は勘十郎弓ですね。勘十郎弓もニベは進化しているようです。そうなると、京弓を意識した「肥後三郎弓」よりもニベの進化した「勘十郎弓」のほうが本家ということでしょうか。不思議なのは、その京弓を強く意識した肥後三郎ユーザーで勘十郎弓を否定的に話される方、よくわかりません。
 でも、柴田勘十郎師も、もともとは鹿児島から出てきたと聞きます。(間違いでしたらご指摘ください)となると、純粋な京弓ってどこにあるのでしょうか、残っているのでしょうか。柴田勘十郎師は京都に出てきて、長い年月をかけて成りを変えていったのでしょうか?よくわかりません。
 「弓に生きる」を読んでいると、合成接着剤でできている竹弓は所詮まがい物で、本当の竹弓、弓師の魂がこもっているのはニベ弓のような気がします。早く引きたいですが、腕と金が追いつきません。ニベ弓を引く日が来るのでしょうか。