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教室開催にあたり、市の広報と地元のタウン情報誌に教室開催をアナウンスしました。
それぞれ掲載されたものの当初リアクションがなく、
申込があるのだろうか?と不安になってきた頃に
ボチボチと問い合わせや申込が来はじめました。
途中からはどうやって断ろうかと・・・。
 問い合わせが多いのは義務教育生の受講可否でした。
ニーズはそれなりにあるのですが、残念ながらクラブには受け皿がありません。
また、学校教育の正課になっているにも関わらず、
我々の地域では正課教育で取り組んでいる小中学校は無く
残念の一言です。
このあたりは連盟として幅広く活動していかねばなりません・・・。
 申込者の傾向として女性が多いですね。大体男女比1:2になります。
これはずっと変わりません。
女性のほうが時間のやり繰りが利きやすいのかも知れません。
弓道と聞くと激しいスポーツのイメージはないので、
取っ掛かりやすいのかも知れませんね。
 若い人が長く弓道を続けられるというイメージがありますが、
結婚・出産などライフイベントで断念せざるを得なくなってしまうことが多いですね。

若い人の経験者をたくさん集めたら良い、と言われますが
「高校や大学卒業時になぜ弓道を離れる事になったのか?」
「今なぜ弓道を続けることができないのか?」
そこが解明できないと経験者が弓道場に戻ってくることは難しいと思います。
○| ̄|_○| ̄|_○| ̄|_
私の場合、帰郷して練習に行くと競射稽古ばかり強要されて、
それが嫌で嫌で仕方なかったのですが、そんな人は例外でしょうね。。。
指導者にも「経験者しか教えたくない」という意見が多いのも頭の痛いところです。
「学生弓道経験者を集めなくてはならない」
勿論、掘り起こしは重要ですが、それが中心では閉塞に向かっていきます。

その点は若く無くても子育てを終えた(終盤にかかっている)
世代が長く続くことが多いです。
生活サイクルがこの先あまり変わらないのでコツコツと取り組みやすいですね。
平均寿命を考えると子育てを終えても20~30年は
十分弓道に取り組むことができます。
そういう週1~2回程度だけど弓道場に稽古に来ている人が
いつのまにか増えている状態が出来上がればよいと今は考えています。
弓道に関わる人の裾野を広げるには、ライフスタイルが多様化していますから、
それぞれにあった弓道の関わり方を模索していく必要があるのでしょう。
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今回の教室も3ヶ月間ですが、22回と大幅に回数を減らしました。
というのも、前回3ヶ月36回の開催でしたが、結局歩留まりは
1割
です
1割の歩留まりはさして低いとは思いませんが、
それにかける受け入れ側の労力はかなりのものです。
会員と話したのですが、今回は深く掘り下げず、教室後に
引き続き弓道をしたい人にのみ深く指導する方針としました。
ただ、軽くというのはニュアンスもあり、指導に温度差が
出てしまいます

 そこで役に立ったのが、全日本弓道連盟が監修した指導書
「弓道」です。
                         IMG_0619.jpg

主に中学校武道に向けた指導テキストになっています。
弓道の授業を10回程度に分け、とりあえず矢を飛ばすところまで
こぎつけることができます。
教室開催にあたり、困るのが回数とそれに伴う指導内容とプログラムの設定です。
このテキストを参考にすればあまり迷うことはありませんね。
 この中で秀逸なのが「技能の完成度」、と「射法八節観点別評価基準例」です。
講師陣の受け取り方もありますが、指導方法は画一化できます。

弓道未経験者には「評価基準の3点を目指しましょう。」
弓道経験者には「評価基準の5点を目指しましょう。」


と目標を定めることができ、指導もそれに基づいたものができます。
しかし、この内容よくよく読んでみると、
「本当にあなたは出来ていますか?」
と問いかけられると背筋が寒くなります・・・。
どうしても普遍化した文言を使わざるをえませんが、
よく考えられている文言だと思います。
初心者教室を再開することになりました。
勿論、弓道の普及啓発が目的です。
全弓連会長も挨拶でいつも述べられていますが、
過去に弓道をやっていた会員の掘り起こしと、新規開拓が主になります。
 色々な告知媒体でお知らせすると、
弓道をやっているんだ」「どこでできるんだろう」「昔やっていたけどまたやりたいな
など意識の掘り起こしになります。
実際、体験コーナーなどをやると、他の競技よりもはるかに多くの体験希望者が集まります。
「体験コーナーがあるからちょっとやってみようかな?」
ニーズは確かにあります。
しかし、今回の再開の主旨は内発的な理由が強いです。
というのも、教室を中断してしばらく新規希望者を五月雨式に受け入れていました。
それで、どうなったかといいますと、進捗が全く違う素人がたくさんいて、
年中初心者指導をしているカオスな状態になりました。
指導を頂いている会員に負担がかかり、自分の弓が引けない状態になってしまいます。
 裾野は広げたいのは山々ですが、
皆そのために道場に通っているのではありません
本来は自分が弓を引きたいがために弓道場に通っていますから。
というわけで、それならば教室を開催しようと。
そして、新人はその時期しか受け入れないことにしました。
経験者はそこまで手がかからないので、随時としました。
 受講対象の選定も難しいですね。小中高については対象外としました。
もっぱら道具の確保が難しいということです。
というか、子ども用の道具を購入する資金も乏しいですからね。
高校生は部活動でやってくださいということで、
部活動として弓道部があるにも関わらず受け入れるのは
部にたいして仁義に反しますから、受け入れないとしました。

久しぶりに高橋弓具老舗を訪問しました。
今回は初めて訪問する人をご案内しました。
何時行っても雑然としていましたが、今回はまあまあ整然としていました。
随分イメージが違うなぁ、と思いましたら肥後三郎、松永重宣、松永佳也、渡辺健太
カーボン弓の置き位置を整理したようです。とても見やすくなりました。
「何か見せようか?」といわれましたが、今回は非常に珍しく、「結構です」と。
今は弓がちょっと飽和状態にあるので、静かにしとこう。
合成の弓の成り修正とニベの外竹替の弓を預けていますからね。
いい弓が有ればと思わなくもないですが、引かずに手元に転がしておくのも世の中のためになりません。
大人になったもんだ・・・。
高橋さんは私に竹弓を勧めるときになぜだか「肥後三郎」押しです。松永重宣でもなく、佳也でもなく。
それはそれで嬉しいのですが。なぜだろう

 同伴者は非常に驚いていました。そりゃそうか、みたことないですからね。弓具店を。
特にこういう特徴のあるお店はなおさらです。羽根もその辺りに無造作に置いてあるし、弓もたくさん並んであるし。
 併設の弓道場も案内しました。非常に古風な味のある弓道場です。古いけど、掃除などは行き届いていて清潔感があります。ただし、的正面方向は夏のためか、草ボウボウですが。
落ち着いて引くことのできるいい道場だと思います。すぐ稽古できる環境がいいなぁ~。
 道場見学からお店にもどると、女性の二人組みが来店していました。
高校生の相手をしながら話を漏れ聞いていると、
随分高飛車な上から目線の話し方をするセンセイでした。
流派東方不敗も態度は引けを取りませんので、他人からみたらああ見えるのかなぁ?と思いながら見ていましたが。
詳細は控えますが、高額な商品についてはご存知のようでしたが、
通常の弓具の取り扱いについてはあまりご存知ない感じでした。
物言いを聞いていて、あんまり気持ちのよいものでないから
先にお店を後にしましたが、自分も気をつけようと思いました。
流派東方不敗の年間行事の中で最も重視している競技会に出場してきました。
全日本弓道選手権大会のブロック予選会です。
県予選会は何なく通過できますが、ここからが難関です。
仕上がりはまずますで、S名人からも「全国出場はいける!」と太鼓判を押していただいていました。
おだてに乗りやすい流派東方不敗はすっかりその気になって予選会に望みました。
無様な姿にならないよう、ありのままの姿で、力まないよう弓を引こう。
そうして引いたところ、まずまずの出来栄えでした。
弓返りをしない以外は!!(○´・Д・`)ノ
なぜ今そんな新しい技術を習得するのでしょうか?

S名人は弓返りをしないところは見えていなかったようで
「流派東方不敗、まずまずではないですか?」「会もあったし、安定していましたよ」と。
弓返りはせずとも、それなりに点が出るのでしょうか。
 他県の方からも「流派東方不敗、会頑張っていましたね、今まで見た中で一番長かった
とお褒めをいただいた。そりゃそうですよ、命削って会を持っていますから。
会を1秒持つために寿命がどのくらい縮まっているのでしょうか。。゚(゚´Д`゚)゚。
そのくらいの苦難を乗り越えて1秒1秒会を持たせているのですが。。。


 結果は失望以外のなにものでもありませんでした。
順位は真中辺りです。
毎年の事ながら、「何をやっているんだか・・・」弓道に対する失望感、
徒労感のみがのしかかる大会です。
まぁ、それよりも弓返りをしなかったことのショックが大きかったですが。((((;゚Д゚)))))))

 そして、悪い知らせが更に追い討ちを掛けます。
講評で「流派東方不敗、会が早かったよ!!」
ええええええっ?あれで早い???
一体どれくらい持たせればいいの?Σ(゚□゚(゚□゚*)Σ(゚□゚(゚□゚*)Σ(゚□゚(゚□゚*)Σ(゚□゚(゚□゚*)
「公式の場面では人生ベストくらいですよ!」
この言葉は弓道に対するモチベーションを一気に砕け散らせた言葉でした。Σ(´Д`lll)エエ!!
情けないやら何やらで、なんだか努力するのが無駄に思えて来ました。

 失意とささくれた気持ちをもてあそんでいましたら、師匠から連絡がありました。
「最近どうしているの、声を聞いていなかったので、元気かしらと思ってね」思わず泣きそうになりました。
「選手権予選どうだったの?」
「全く駄目でした」
「腐りなさんなよ、放り出すんじゃないよ」
「諦めず、こつこつ続けていかなければいけないよ。我慢のしどころ、頑張りなさい」

さすがです、救われました。