2018.01.24 麻弦価格高騰
流派東方不敗は竹弓に麻弦を掛けて使っています。
当然のことだとは思っていますが、コストが高いのがままネックです。
ただ、麻弦のひき味の良さや、弦音には変えがたいところです。特にニベ弓との相性は抜群ですね。
現在は、富士、的印(谷口)、桂を使い分けしています。

                                  麻弦H30

富士、谷口は練習用、桂は審査用としています。
雲仙は以前使用していたのですが、どうやら在庫限りのようですので、使用を控えています。
春風は雲仙と似た感じですが、流派東方不敗の技量では弦音が出ませんので、使っていません。
富士は桂と似た固さですが、弦音は桂ほど高く出ません(出せません・・・)、持ちは桂よりは持ちます。
谷口は弦が柔らかく、かなり長持ちします。弦音は桂のように高くはありません。(出せません・・・)
桂は弦が固く、谷口と比べるとかなり持ちません。弦音は三つの中では一番高いです。(調子が良いと出せます)

価格帯は2寸伸で
富士 1,350円~1,600円
的印 1,800円~2,000円
桂   1,900円~2,200円
となっています。問題なのは最近富士の値上がりは激しいことです。
以前は1,100円くらいだったので、安心して使っていました。
現在は、店によっては富士が1,600円となると、選び方では的印と200円しか違いません・・・。
弦の持ちや、弦のよさから考えるとあまり稽古用としておいしくなくなってきました。
稽古用を的印に使用かなぁ~、弦は持つし、と考えています。
それにしても麻弦が高くなりました。これでは中々継続して使いずらい
モノになってしまいます。
 安くてよい麻弦が欲しぃです。使い続けるためにも・・・
スポンサーサイト
201106192040132fc_2017122208265684f.jpg
ハザマ師匠のところを訪問した時に、男性のお客様が来ておられました。
しばらく弓を眺められていましたが、「もしかして、流派東方不敗さんですか?
「ええ、そうですが、なぜわかりました?」
「以前、審査でブログのカケを使っている人を見かけて、よく似ているなと思い。声をかけてみました。」とおっしゃる。
 そうですか、ブログのカケ、たくさんの受審者の中でよく見つけましたね・・・。お眼が高い。
なかなかの方とお見受けしました。
 それで、お話をお伺いしていると、どうもこのブログが悪影響(笑)を与えて
洗脳させてしまったようです。どうやら肥後三郎と松永萬義が欲しくなり、
居ても立ってもおられなくなり、九州や関西圏の弓具店をはしごして入手されたそうです。
 弓を拝見しましたが、それぞれらしい「成り」をされていました。「側木が美しいですね」というとニンマリされ、
「ずっと見ほれてしまいます」そう、側木が綺麗だと取りかけのときに見ほれて、うっとりとしてしまいます。
南斗六聖拳のユダが同じくレイの技の美しさに心を奪われた時のようです。
 しかし、その観点や行動力はいい感じのやられっぷりです。このまま突き進んでいただきましょう。
ハザマ師匠を訪問は2回目だそうですが、これも洗脳されたようです。
前回の訪問でハザマ師匠に「次は自分の弓をもってこい!」
と一喝されたようで、今回肥後三郎と松永萬義を持参したようです。
 それで、今回二張りを検分されるのと、松永萬義のサブ弓として播磨竹禅のニベ弓を
検討されているようです。いきますねぇ。
萬義のサブ弓に播磨竹禅のニベ弓はとても良い選択だと共感します。
私もちょうどその選択をしたところですので。。。
 問題はいつ出来るか、ちょうど良いものになるかどうか・・・。

それでも、弓具がきっかけで、弓師のところで人が繋がっていくのは楽しいですね。
ただ、柴田師のところといい、ハザマ師匠のところといい、かなり濃度が濃いですが。

                                  IMG_3009.jpg


播磨竹禅訪問 新弓3張編 その3
いよいよ、流派東方不敗の注文したニベ弓です。これも荒弓で、弓は大きい状態で戴きました。藤放しで3年ほど経過した弓になります。肩入れをしましたが、やたら強い。ただ、前回の播磨竹禅の慣らしのときのような絶望感は無いので、現状24・5キロくらいでしょう。
                                   IMG_3014.jpg写真は合成弓

 ニベ弓は江戸成りですが、この弓も少し胴が入っています。ハザマさんの弓も最近胴入りの弓が多い気がしますね。
 
 関板は赤柿です。ハザマ師匠、最近関板に黄櫨を使っていないようです。見たこと無い。弓はとても綺麗な成でやさしいカーブを描いています。弓自体が荒弓ですので、でかい・重い。そして強い。。。
この弓で、これから寒くなるのに、300射も掛けないといけない・・・。何キロくらい落ちるのか、慣れたら弓は冴えるのか?そして仕上がったら播磨竹禅の銘の下に花押は押してくれるのでしょうか??
 流派東方不敗の妄想を含めた想像では、合成接着剤の弓であれだけしなり、弓の冴えが素晴らしく、矢勢もよいのです。ニベ弓で馴染んで弓の固さが取れれば、どれほどのことになるのか、今から楽しみで仕方がありません。
 弓を持った感じで弓が重いな、と印象を受けますが、これは重心というよりも、脂分の多い黄櫨が側木と芯に使われているからだと思います。ハザマ師匠いわく、最近手に入れた黄櫨素材も、比較的新しいもので、おそらく200年ものである。よって黄櫨が軽い。とおっしゃっていました。
 少し特徴的なのが、2・5寸伸びとしか言いようの無い中途半端な長さです。三寸伸びよりも短い。二寸伸びよりも長い・・・。二寸伸びの範疇だとは思いますが、不思議です。何でこの長さなのか?
探すときは楽ですが。
このニベ弓不退転の覚悟で仕上げていかねばなりませんね。
2017.09.22 松永佳也弓
流派東方不敗の手元になかった弓、松永佳也弓をついに入手することができましたので、
レポートします。
 と、言いましても松永佳也弓デビューの頃の桜の側木仕様は保有していた時期がありまして、それ以来、櫨仕様は初めてのことになります。
 先日レポートした渡邊健太さんの兄弟子になりますね。
 たまたま、知人が側木櫨の別仕様を入手しましたので、比較しながらお伝えします。
松永佳也弓のグレードは3種類
側木 桜仕様(3~5本芯) 銘が楷書
側木 櫨仕様 3本芯 銘が丸文字
側木 櫨仕様 5本芯 銘が丸文字で魚の印あり。
いずれの作品も弓具店では超レアアイテムです。京都大会では瞬殺です。

IMG_3791-01.jpg 
松永重宣弓系のコーティングに着色をあまりしない仕上げです。
そのあたりは肥後三郎弓とは若干異なります。
魚がハゼ→櫨という噂を聞きましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノが、
3本芯側木櫨仕様にも魚がつかないと整合しませんよね。
どなたか、秘密をご存知ないですか?
先日あるところで特別演武のお世話を仰せつかりました。
一つ的射礼でしたので、それぞれの先生が弓を順番に控えにお持ちになりました。
ある先生が、一張り弓を置かれました。遠目にみて、あれ?この張り顔どこかで見た・・・。
近づいてみると、「播磨竹禅」でした。
失礼ながら、特別演武をするような先生にハザマさんユーザーがいるとは
そして、替え弓をお持ちになり、置いておかれました。なんと、それも「播磨竹禅」、ハザマさんの弓です。
目の前に奇跡が起こりましたこんな、こんなことが起こってよいものだろうか。
澄ましに入る前の先生をわざわざ捕まえて、「ハザマさんの弓を使われているのですね」と投げかけました。
「ええ、このところずっと気に入って使っています!」
おぉ、ここにも切支丹が~「私もハザマさんの弓を引いています。今のやつは強いので、慣らし中ですが・・・。」
「よく、姫路にいくのですか?」「ちょくちょく(笑)」
「今ニベを注文しています」
「今年は作らないと言っていましたよ」
など、澄ましの時間も何のその、貴重な時間と会話を居有させていただきました。
こんなところでお会いできるとは思っていませんでした~。

最後に、また姫路でお会いしましょう、とお別れしました。